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October 30, 2007

時野谷浩というアホ

ひさしぶりにとんでもないタワケを見つけました。

時野谷浩.jpg

こいつは何者なのでしょう?
しかし、こんな記事を載せるゲンダイネット(って日刊ゲンダイ?)ってどういうタブロイド紙に成り下がったのかしら?

まずは以下をゲンダイネットから引用しましょう。

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おネエキャラ“全員集合”はメシ時に放送する番組か
2007年10月29日10時00分

 23日に注目の「超未来型カリスマSHOW おネエ★MANS」(日本テレビ、火曜夜7時〜)がスタートした。昨年10月から土曜日の夕方に放送され、今月からゴールデンタイムに格上げされた全国ネットのバラエティーだ。

 番組の内容はタイトル通りで、“おネエ”言葉を話すおかまキャラの出演者が大騒ぎするというもの。レギュラーはIKKO(美容)、假屋崎省吾(華道)、植松晃士(ファッション)ら9人。

 23日の放送で特に目立っていたのはIKKOで、胸がはだけた黒いドレスを着て、ハイテンションで「どんだけ〜」を連発していた。視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これを世帯数にすると関東だけで200万世帯近くが見た計算になる。

 東海大教授の時野谷浩氏(メディア効果理論)がこう言う。
「私は番組の冒頭を見て、夕食時に見る番組としてふさわしくないと判断したので、チャンネルを変えました。アメリカでは、不快に思う人に配慮してホモセクシュアルの男性をめったにテレビに出演させないし、もし登場させるとしても、ノースリーブの衣装は着させないなどの工夫を凝らします。日本のテレビ局にもそういった配慮が必要だと思います。特にゴールデンタイムは子供もテレビを見るし、夕食をとる人が多い時間帯だからなおさらです」

 メシがまずくなる。それが問題というわけだ。

***

>アメリカでは、不快に思う人に配慮してホモセクシュアルの男性をめったにテレビに出演させない

どこのアメリカなのでしょう?
すくなくとも私の住んでいるアメリカではホモセクシュアルの男性はかなりの番組で、ネタかとも思えるほどに出ているんですが……。

と思いながら再読すると(再読なんかに値するようなテキストではないのですが)

>もし登場させるとしても、ノースリーブの衣装は着させないなどの工夫を凝らします

あ〜、わかった、こいつ、ドラァグクイーンのことを「ホモセクシュアルの男性」だといってるんだ!
ひえー。いまどき珍しい、すげえアナクロ。
ドラァグクイーンというのはトランスヴェスタイトの商売版みたいなもんで、いわゆる女装しているプロたちですね。こういう基礎的なことも誤解しているようなひとを、東海大学はよう雇い入れてますな。

この時野谷、じつは先日も産経にこんなコメントを寄せていました。
記事はゲンダイネットのそれとじつは同じネタです。ふーむ。おもしろいねえ。

***
性差を超えたエンタメ人気 社会モラル崩壊の象徴?
2007.10.7 21:50

 性差を超えたエンターテインメントが世界的なブームだ。日本では中性的な男性タレントが大挙して出演するテレビ番組や、女性歌手のヒット曲を男性歌手がカバーした企画盤が人気を獲得。米ハリウッドでは男優が太った中年女性、女優が男性ロック歌手を演じ話題だが、「テレビ文化がけじめなき社会を作り上げた証明」と批判する専門家もいる。(岡田敏一)

 流行語「どんだけ〜」の生みの親で知られる美容界のカリスマ、IKKOさんや、華道家、假屋崎省吾さんら大勢の中性的な男性タレントが、最新ファッションや美容、グルメ情報などを紹介する日本テレビ系のバラエティ番組「超未来型カリスマSHOW おネエ★MANS」。

 昨年10月から毎週土曜日の午後5時半から約30分間放映しているが、「普通、女性ファッション誌によるテレビ番組の取材は皆無なのに、この番組には取材が殺到しました」と日本テレビ。

 夕方の放送にも関わらず若い女性の支持を獲得し、今月末から放送日時が毎週火曜の午後7時から約1時間と、ゴールデンタイムに格上げ、全国ネットに登場する。

 音楽の世界では、ベテラン男性歌手、徳永英明さんが、小林明子さんの「恋におちて」や、松田聖子さんの「瞳はダイアモンド」といった有名女性歌手のヒット曲をカバーした「VOCALIST(ボーカリスト)」のシリーズが人気だ。

 男性歌手が女性歌手の楽曲に真正面から挑むという業界初の試みだが、平成17年9月の第1弾以来、毎年ほぼ同時期に発売。今回の第3弾(8月発売)までの売り上げ累計は計約150万枚。

 発売元であるユニバーサルミュージックの邦楽部門のひとつ、ユニバーサルシグマでは「主要購買層は20代から30代の女性ですが、予想以上の売り上げ」と説明する。

 ハリウッドでは「サタデー・ナイト・フィーバー」などでおなじみのスター、ジョン・トラボルタが、人気ミュージカルの映画化「ヘアスプレー」(日本公開20日)で特殊メイクで太った中年女性を熱演。

 また、ヒース・レジャーやリチャード・ギアら6人の俳優が米ロック歌手ボブ・ディランを演じ分けるディランの伝記映画「アイム・ノット・ゼア」(米公開11月)では、オスカー女優ケイト・ブランシェットが男装し、エレキギターを抱えて1960年代中期のディランを演じる。

 こうしたブームについて、松浦亜弥さんのものまねなどで人気のタレント、前田健さんは「歌舞伎や宝塚歌劇のように日本では男が女を演じる文化があるが、最近のブームは女性受けを狙ったもの。今の芸能界では女性の人気を獲得しなければスターになれないですから」と分析する。

 一方、メディアの変遷などに詳しい東海大学文学部広報メディア学科の時野谷浩(ときのや・ひろし)教授は「テレビの登場以前は社会のモラルが明確だった。男は男らしく、女は女らしかった。そのけじめを壊したのがテレビ文化。社会秩序を破壊している」と批判的に見ている。

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もう、いかがなもんでしょうと問うのもバカ臭くなるような情けない作文です。

岡田というこの記者はたしかロサンゼルスでオスカーを取材したりしていた芸能記者だったはずです。ブロークバック・マウンテンとクラッシュのときのオスカーの授賞式(2005年?)ではもちょっとまともなことを書いていたように記憶していますが、なんでまたこんな雑な記事を書くようになってしまったんでしょう。いずれにしても東京に帰ったんですね。

だいたい、日本では徳永以前から演歌界では女歌を男が歌うというジェンダーベンディングの伝統があって、それはまあ、歌舞伎から続く男社会の伝統とも関係するのですが、そういうのをぜんぶホッカムリしてこういう作文を書く。大学生の論文だってこれでは不可だ。

いやいや、時野谷なるキョージュの話でした。

>テレビの登場以前は社会のモラルが明確だった。男は男らしく、女は女らしかった。そのけじめを壊したのがテレビ文化。

口から出任せ?
こいつ、ほんとに博士号を持ってるんでしょうか?
恥ずかしいとかいう以前の話。
反論の気すら殺がれるようなアホ。
どういう歴史認識なのでしょうねえ。

テレビの登場以前は、云々、と書き連ねるのも野暮です。ってか、なんで小学生に教えてやるようなことをここで書かねばならないのか、ま、いいわね、どうでも。

しかし、いま私がここで問題にしたいのは、じつはこの時野谷なる人物が、同じ論調の、同じネタで同じように登場してきたというその奇妙さです。もちろん同じネタとコメンテーターのたらい回しという安いメディアの経済学というのは存在します。でも、あまりにも露骨に同じでしょう、上記の2つは?

同じ論調、同じバカ、ってことで思い出したのは、あの、都城や八女市での男女共同参画ジェンダーフリーバッシングのことです。これ、似てませんか? 後ろに統一教会、勝共連合でもいるんでしょうかね。時野谷ってのも、その子飼いですかな。しかし、それにしてもタマが悪いやね。

<参考>
安倍晋三と都城がどう関係するか

October 20, 2007

爆弾武装の“天皇”

言葉が悪いが、「ったく、やりやがったな、赤福め」としか浮かびません。こないだ「不二家や白い恋人とは本質的に違う問題」と指摘したばかりだったのに、じつは同じようにとんでもない事件だった。ニャロメ、ですわ。

こういう問題がどうして報道側に明らかになるかにはいろいろな道筋があります。いずれにしても火のないところに煙は立たずですが、赤福の場合、けっきょく摘発が最後に「余り物の再販、再利用」という疑惑までたどり着くとわかっていて報道側も事前からあおっていたのかどうか。もしそうならそれを読み切れなかった私の甘さですが、まあ、仮にそうだとしてもあのヒステリア状態はルール違反、フライングですけれどね。

さて日本の報道メディアの矛先は今週から少し変わってきました。防衛庁・省の「天皇」の異名もあった守屋武昌前事務次官の、軍需商社とのゴルフ接待癒着へとシフトしてきています。これも赤福同様連日のトップニュース。いまのところ「自衛隊員倫理規定」違反というちっぽけな疑惑ですが、もちろんこんなもので済むほど甘いものではないことは今度は私も知っています。なにせ動いているのはあの東京地検特捜部です。

発端は軍需商社「山田洋行」の元専務が仕事と部下を連れて新しい会社「日本ミライズ」を作ったことのようです。そこで、自衛隊の次期輸送機CXのエンジン契約をその元専務側に取られそうだった山田洋行が、意趣返しとばかりに元専務と守屋の行状を調べ上げた。そうしてリークされたゴルフ癒着。特捜部としてはその後に大規模贈収賄事件という巨悪の摘発を描いていることは間違いありません。

日本の官公庁の怠慢ぶりばかりの目立つ昨今、事件摘発も耐震偽装やライブドアがいまいち尻つぼみでがっかりしたものですが、満を持したかのように東京地検特捜部がこういう動きをするとドキドキしてしまいます。 

さて事件はどう進むのか? まずはその元専務の山田洋行在任中の特別背任という経済事件で入っていくでしょう。そこからがしかしわからない。前次官の国会証人喚問でどんな話が出てくるのかにかかっているからです。爆弾が出てくるのかしらね。まあ、それはないでしょうけど、彼が爆弾を抱えているのは確かです。

なんといっても防衛省の“天皇”なのです。2年をめどに交代するのが普通なのに4年以上も次官職を続けたこの大物官僚と、現大臣でもある石破茂や久間章生、額賀福志郎、瓦力といった防衛族のビッグネームたちが懇ろでなかったと考えるのはあまりにナイーヴでしょう。もちろん守屋の子飼いの防衛庁・省幹部も、です。それらがすべて山田洋行のその専務らとつながるわけであって。

守屋前次官は「組織に迷惑をかけた。組織に話してから説明する」とメディアに話していますが、はて、その落ち着いた顔にはともすると「組織」に伺いを立てる振りをしながら、歴代防衛長官・大臣らの弱みの暴露をちらつかせるような凄みが見えたような見えなかったような……。

前次官の摘発はおそらく避けられないでしょう。しかし彼がどこまで抵抗するか。あるいはどこまで諦めて特捜部に政治家を渡すか。いまきっと永田町と霞ヶ関で熾烈な裏の駆け引きが続いていると思います。

いずれにしてもこれは重大事件です。新テロ対策法なども吹っ飛んでしまうかもしれず、そうなると福田政権の命取りになるかもしれません。その場合は総選挙になる。しばし目が離せない状態が続きそうです。

October 17, 2007

正義の顔したサディズム

亀田だの赤福だのと、なにやらうんざりするニュースが日本から流れてきます。いや、わたしがうんざりしているのは亀田、赤福そのものだけではなくて、むしろその取り上げられ方です。

東京新聞の13日付の一面コラム「筆洗」に「たかだか十八歳の“悪ガキ”が」というふうに綴った、なかなか当を得た文章が載っていました。

わたしも「たかだか18歳の悪ガキ」を主語にすれば、その強がりと敗北とを、こうもマジに怒ったり快哉を叫んだり、むしろふだんはボクシングなんか見ないような人までがまるで百年来のボクシングファンであったかのように「世界戦への冒涜だ」「日本の恥だ」と憤ってみせるのは、さて、いかがなものかと思っちゃう部分があるのです。(「筆洗」は新聞社の顔としてそういうふうにあからさまに過激には論は飛ばしませんが)。

もちろん亀田一家の言動は目に余ります。放送というか後援・プロモーターみたいなTBSも調子に乗り過ぎだ。でもそれにカッカすればするほど視聴率は上がり一家もテレビ局もしてやったりなのでしょう。時代劇じゃないけれど、この一家のことを見るにつけいつも、捨て置け、捨て置けというセリフが口をついて出てしまいます。

つい2か月ほど前には同じようなことが朝青龍について起きていました。これも「国技」を汚した、「横綱」の面汚しだ、というニュアンスでしたが、そりゃ朝青龍もなってないが、しかしそんなに大上段に怒ってみせることなのか。それはもうここに書きましたね。

要約すれば相撲協会なんて、組織としては「なんぼのもんじゃい」ということ。記したように元NHK相撲アナウンサーで現・相撲ジャーナリストの杉山さんの取材証取り上げ問題なんか、むしろそっちのほうが大問題だと思うのですが、しかしこれに関しては「街の声」はどなたも怒ってくれてませんでしたわ。

そして赤福です。

そりゃ「毎日その日の作りたて」と偽ったのは赤福は悪い。でも、問題はそれだけで、ならこれは雪印牛乳や不二家や白い恋人やミートホープとかの不祥事とは本質的に違う話ではないか。

後者はみんな原材料にまかり間違えば腐ってたようなもんを使って出荷していたのです。でも赤福は急速冷凍して加熱解凍したものを「作りたて」と称して出荷していたのが問題。冷凍ならべつに肉や魚でもやってるし、冷凍マグロを生マグロとやったら値段も違ってカネ返せとなるけれど赤福程度なら返ってきても数十円でしょうか。ですんで、これも「おいおいセコいなあ、赤福」という程度のことで、「裏切られた思い」とか「お前も偽装か」とかいう「街の声」を聞くと、なんか違うかなあと思えてしまうんですわ。ま、わたしは赤福なんぞ年に一度食べればいいくらいで、それもべつにそんなに幸せになるほどうまいってもんでもないと思ってるんで、そもそもそういう「街の人」みたいな思い入れがないからそう思うのかもしれませんが。

友人の一人はでも、毎回デパートの物産展で赤福を買うくらいのファン(?)というか親御さんが好きなんで買ってあげるんですって。で、でも「その日に作って空輸するので」という理由で赤福だけ商品の入荷が遅れるんだわね。で、整理券なんか持たされる。

彼女はこう書いてます。
「9時半に行って整理券をもらった私としては腹は立っています。随分余計な勿体をつけやがったな、という心境です。」

これはわかりますね。はは。こういう個人的な思いはどんどん伝えるべきだ。

でも、今回長々とこれらを例示したのは、いずれもそういう「個人」の思いとは毛色の違うように見える、つまりこれら「街の声」の後ろに見え隠れする「正義」のガチムチさ加減です(用語違う?)。肩を怒らせた「正しさ」の嫌らしさ、っていってもよいか。しかもそういうのに限って「日本」だ「国技」だ「伝統」だとやたら話が大きい。怒ってる人自身が権威を体現しているみたいです。

悪者を懲らしめることは必要でしょう。けれどいつの間にか懲らしめること自体が快感になってはいないか。叩き、石打つことを楽しんでいないか? それはサディズムです。イジメやネット上の「マツリ」と同じです。そんな激発的な“正義”の振りかざしが、このところの日本社会に横行しているように見えてなりません。

東京新聞の筆洗子は亀田の件に関して「ちょっと気掛かりなのは、正義役を振られた内藤王者が「“国民”の期待に応えられました」と、コメントしてみせたこと。ヒールを立てて熱狂しやすいこの国で、小泉煽動(せんどう)政治の怖さを体験したばかりだから、なおのことだ。自分が倒したタイの前チャンピオンとの実力比較より、12回保った少年の潜在能力と将来性をもっと称(たた)えてやれば、さらにかっこよかった。斜陽のボクシング業界のためにもなる」と書いてありました。

はたと膝を打つ大人の書き物でした。
「負けたんだから公約どおりに切腹や」なんて言ってるひとたちがとてもカメディに見えます(造語)。


【追記】
*赤福、売れ残りを再利用 店頭から回収、原材料に

って見出しが19日になって踊っております。
んにゃろ、赤福め!

ま、信じてたわけじゃないけどね。そんな縁などないですから。
しかしこの事実が明らかになったいまこそ初めて「けしからん」と怒りましょう。
んなもん食わすな、あほ!
わしだって食っちまったわ!

October 11, 2007

出たか、妖怪!

毎日新聞.jpから抜粋
つまり、レゲエ音楽の流れるCMにIKKOというオネエ(TG? TV?)キャラが出てるのがとんでもないって、レゲエファンがマツリをしたって話ですわ。
西村綾乃記者、よくこのネタを見つけたね。面白い。(ちょっと文章が回りくどくてわかりづらいけど)

MINMI:楽曲提供CMにIKKO出演でバッシング ブログで反論

MINMIさん
 人気レゲエグループ「湘南乃風」の若旦那さん(31)との子供を妊娠中で、12月に出産を控えているソカシンガーのMINMIさん(32)が楽曲提供した化粧品のCMに、美容研究家のIKKOさん(45)が出演していることが、一部のレゲエファンの間で異論を呼び、MINMIさんの公式ブログの使用が一部制限される騒ぎになっている。

 CMは、8月から放送された美禅の「トリートメント・リップ・グロッシー」で、7月に発表したシングル「シャナナ☆」に収録した「MY SONG」が起用されている。だが、MINMIさんが歌う「ソカ」という音楽のルーツとなるレゲエ音楽では、同性愛を認めないというルールがあると解釈している人もおり、ソカシンガーとして世界からも注目されているMINMIさんの楽曲が使用されたCMに、“おねえキャラ”として人気を集めているIKKOさんが出演していることに対し反発した人たちが、MINMIさんのブログに中傷の書き込みを続けたという。そのため、ブログの書き込み機能を制限している。

 MINMIさんは、3日のブログで「CMを創ってる“美禅さん”が曲を気に入ってくれてmy song を使ってくれた。ギャラも発生してないし、出演者のキャスティング、内容とかは、もちろん向こうの制作の方やスタッフが決めて、私の仕事のはんちゅう じゃない」と再反論。続けて「もっと日本の今の社会で戦う相手考えたり訴えたりする事があると思う。勇気をもって、自分に正直でいるっこんなタフさとリアルさが私にとってのレゲエ。魂なんか全く売る気ないよ」とつづっている。

 MINMIさんは、02年8月、50万枚を売り上げたシングル「The Perfect Vision」でデビュー。ソカアーティストとして楽曲制作・提供のほか、イベントプロデュースなど幅広く活動している。【西村綾乃】

ソカはたしかに、ってかジャマイカそのものが土着宗教的にアンチゲイだし、元をただせばアフリカ諸国がそうだからしょうがない(ってわけじゃねえが)。つまりアンチゲイだから唄もそうなるってことです。
それを、日本のこのホモフォウブたちゃ唄とかミュジシャンがそうだからアンチゲイになるって、そりゃあまりに安易に主客転倒じゃねえの、ったく。頭使って考えろよなあ。それ、モジャモジャにするためにくっついてんじゃないんだってえの。

先日、産經新聞にもおバカなジェンダー境界曖昧バッシング作文記事が載ってたようだけど、ほんと、どーしてくれよう。

それにしてもこのMINMIさんとやらのコメントも、前半は及び腰ながら(ってかそれが事実だってことでしょうが)後半は意味やや日本語になってないがなかなか立派。

「もっと日本の今の社会で戦う相手考えたり訴えたりする事があると思う。勇気をもって、自分に正直でいるっこんなタフさとリアルさが私にとってのレゲエ。魂なんか全く売る気ないよ」
=翻訳=
「あんたら、そんなくだらんこと言ってるひまあったら、もっと戦うべき相手や訴えるべき事がこの日本社会の中にはたくさんあるでしょ。それを考えれや、なあ。IKKOがどうだとかは知らんけど、自分に正直でいるってすごい勇気だし、そういうタフさとリアルさとがわたしにとってレゲエから学んだもんだい。そのスピリッツを、あんたらがこのブログサイトを祭ったくらいで、あたしゃぜったいに手放したりはしないよ、あほ!」ってことですわね。

応援コメントは次の彼女のブログ・サイトからどんぞ。
http://blog.excite.co.jp/minmiblog/
って書いてから、上記ブログ、コメント制限してる事に気づきました。失礼。
どうにか、でも、彼女に応援コメントを伝えたいね。

それと、その化粧品メーカーのサイトはどうなんでしょ。
こりゃきっと、そのファッショ・ラスタファ連中がアンチゲイメールを殺到させてるかもしれない。
そうなったら、マジ、これはバカのたわ言じゃなくなるわ。